竹集成材の椅子「5 Chair」 が世界3大デザイン賞の iF DESIGN AWARD 2024 受賞

SDGs アイテム

株式会社テオリは、竹集成材を用いたロングライフな家具づくりで知られています。

竹循環型社会を目指す活動やノックダウン構造によるエネルギー・梱包材の削減などの持続可能な取り組みが評価され、ダイニング用チェア「5 Chair」でiF DESIGN AWARD 2024を受賞しました。

竹集成材椅子

株式会社テオリのダイニング用チェア「5 Chair」は、持続可能な竹循環型社会の実現に向けた取り組みと、エネルギーや梱包材の削減に貢献するノックダウン構造が評価され、世界最高峰のデザイン賞「iF DESIGN AWARD 2024」を受賞しました。

ノックダウン構造によるエネルギーの削減

金属や樹種ではなく、環境に優しい竹集成材を使用した椅子を、独自のノックダウン(組立て式)構造で製造。

これにより、輸送や梱包に関わるエネルギーを大幅に削減しています。

通常の椅子と比べて小さなスペースで輸送できるため、環境問題の解決に寄与し、グローバルな供給にも対応できる製品です。

メイドイン倉敷の竹の家具作り

テオリは1989年から岡山県倉敷市で家具作りを行っています。

1998年からは地元の筍の産地という利点を活かし、竹集成材を使った家具をいち早く開発しました。

当時、竹集成材の製造方法が確立されていない中、オリジナル商品として製造し、家具店やインテリアショップを通じて販売しています。

ビジョン:竹循環型社会を創る会社である

テオリは竹循環型社会の実現を目指し、地元の竹資源を活用しています。

2018年からは竹集成材の製造工場も稼働させ、家具製造だけでなく、枝葉を土壌改良剤や化粧品、家具用オイルとしても利用しています。

地域の間伐された孟宗竹を買い取ることで、地元の貢献と竹林の保全にも取り組んでいます。

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竹集成材を活用したこの取り組みは、環境保全と地元の経済活性化に貢献する素晴らしい例です。ノックダウン構造により輸送効率も向上し、グローバルな供給に対応できる点も魅力的です。竹資源を余すことなく利用する姿勢が、持続可能な社会の実現に寄与しています。

出典:(PR TIMES) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000141217.html#js-company-information

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